「ただいのちであること」〜生活の中の生と死〜

隊員より以下の情報が寄せられましたので、ご紹介いたします。
「くまもと連詩」の宗匠谷川俊太郎さんが出演されます。

チャリティーセミナー&コンサート
「ただいのちであること」〜生活の中の生と死〜
の情報を追加させていただきます。

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「私のおなかに、どうも赤ちゃんがおるごたる。産んでもよかろうか」とおっしゃいました。
私は、「どうぞ産んでください。大場さんによく似て、色の白かよか赤ちゃんのできんしゃるでしょうね」といいましたら、
続けて「産むのは産みきろうばってんが、私しゃ育てきらんとと思う。育てるのはあなたに手伝うてもらえんやろかと思って、それば悩みよったい」と言われるのです。

「98歳の妊娠」 下村恵美子+谷川俊太郎 より

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宅老所よりあい 20週年記念

チャリティーセミナー&コンサート
「ただいのちであること」〜生活の中の生と死〜
の情報を追加させていただきます。

(時)2011年4年16日(土)
(会場)西南学院大学(福岡市早良区西新6−2−92)
(入場料) お一人様 4000円


小さなお子様は無料です。特に年齢制限はありません。お膝に乗れるくらいなら、お子様、ということです。出入りは自由です。0歳から千歳まで、どなたでも。


プログラム

*第一部 13時〜14時30
実践報告 「20年からみえてきた老いと死」 下村恵美子 / 村瀬孝生

(14時30〜14時45 休息)

*第二部 14時45〜16時30
トークセッション「詩人 谷川俊太郎と考える老いと死」 谷川俊太郎 / 三好春樹 / 下村恵子 / 村瀬孝生

(16時30〜17時 休息)

*第三部 17時〜18時30分
コンサート 「詩は歌に恋をする」Divaアルバムから Diva / 谷川俊太郎



第二部では、谷川俊太郎さんが自分が考える、死と老いについて、たっぷり語ってくれるそうです。

第三部では、1995年に結成された現代詩をうたうバンド(谷川賢作、高瀬麻里子、大坪寛彦)Diva、が谷川作品を中心に個性的な楽曲でうたいます。

第一部、人としての尊厳を常に根幹に考え、試行錯誤、波乱万丈を繰り返しながら重度の痴呆症を抱えるご老人と介護者のケアを実践してきた下村恵美子さんの生のメーッセージです。

下村さんの著書には「九八歳の妊娠―宅老所よりあい物語 」下村 恵美子、 谷川 俊太郎 (雲母書房 - 2001/11)

「あれは自分ではなかったか―グループホーム... 」下村 恵美子、高口 光子、 三好 春樹 (ブリコラージュ - 2005/9)などがあります。


申し込み方法

事前申し込みが必要です。郵便縁込みにて申し込みを受け付けています。

通信欄にセミナー参加費、と記載いただき、(1)氏名(2)郵便番号(3)住所(4)連絡先(5)参加希望人数(6)セミナー参加費(4000円×参加人数)を必ず記載してください。

郵便振替口座 01780−3−13761

加入者名 宅老所よりあい

上記口座に振り込みが確認されたのち、チケットを郵送します。当日、チケットをお持ちください。
申し込み締め切りは4月6日までです。それ以降は「宅老所よりあい」に電話で問い合わせください。


宅老所よりあい(TEL080−4314−4260)

福岡市中央区地行1−15−14



西南学院大学はチャペルは赤レンガの美しい建物で、周りには聖書にちなんだ木や薬草が咲き乱れていますよ。http://www.seinan-gu.ac.jp/shokubutsu/