【再掲】「比呂美の部屋 学園ライブ」(熊本文学隊・熊本学園大学共催)第四回

いよいよ明後日です!

「古典とわたし―古典の何が面白いか」

お申し込みは、096-364-5161(代)、熊本学園大学広報室(午前9時30分〜午後5時)までお願いします。
駐車場がありませんので、公共交通機関を使ってご来場ください。

【ゲストからの一言】

「捜詩の秋」に詩人と古典詩を読むよろこびを語るのが楽しみです。詩人の口を通じて語られる古典の魅力を伝えたいと思っています。

「比呂美の部屋 学園ライブ」第五回の予定

  • 日時:10月28日(金)17時30分〜
  • ゲスト:高濱州賀子(熊本大学永青文庫研究センター客員准教授)
  • 内容:「歴史のナゾ―史実と物語のあいだ―」
  • 場所:熊本学園大学 14号館3F、1432教室(入場無料)

*10月28日は、熊本学園大学の第44回託麻祭(文化祭)初日です。一日中、様々なイベントがありますので、お気軽にお越しください。

沓掛良彦(くつかけ よしひこ)氏について

西洋古典学者、狂詩・戯文作者、東京外国語大学名誉教授。
長野県生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業、1971年、東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。文学博士。
東北大学助教授を経て東京外国語大学国語学部教授。外国語学部長も務めた。
現在、中国福州大学客員教授
主に、ギリシア古典からフランス近代までの詩歌の研究と翻訳で著名だが、漢詩や江戸文芸に至るまで幅広い学識を持っている。

(1)主な著作

『焔の女 ルイーズ・ラベの詩と生涯』(水声社、1988)
『サッフォー 詩と生涯』(平凡社、1988)
『讚酒詩話』(岩波書店 1998)
『詩林逍遥−枯骨閑人東西詩話』(大修館書店、1999)
『文酒閑話』(平凡社 2000)
『壺中天酔歩−中国の飲酒詩を読む』(大修館書店、2002)
『エロスの祭司−評伝ピエール・ルイス』(水声社、2003)
大田南畝』(ミネルヴァ書房〈日本評伝選〉、2007)
和泉式部幻想』(岩波書店、2009)
陶淵明私記−詩酒の世界逍遥』(大修館書店、2010)
式子内親王私抄 ほのかな美の世界』 (ミネルヴァ書房、2011)

(2)主な翻訳

『ピエリアの薔薇―ギリシア詞華集選 沓掛良彦訳詩集』(風の薔薇 1987、後に、平凡社ライブラリー 1994)
ホメーロスの諸神讃歌』(平凡社 1990、ちくま学芸文庫 2004)
『フランス女流詩人詩抄』金子美都子との共訳 (木魂社 1991)
『トルバドゥール恋愛詩選』(平凡社 1996)
ピエール・ルイスアフロディテ 古代風俗』(平凡社ライブラリー 1998)
アンリ・トロワイヤボードレール伝』中島淑恵との共訳 (水声社 2003)
ピエール・ルイス 『ビリティスの歌』(水声社 2003)
アンリ・トロワイヤヴェルレーヌ伝』中島淑恵との共訳 (水声社 2006)
オウィディウス 恋愛指南−アルス・アマトリア』 (岩波文庫 2008)
『アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡』、横山安由美との共訳、(岩波文庫 2009)