『毎日新聞』に『女の絶望』
◇「漢」と書いて「おばさん」と読む
http://mainichi.jp/enta/art/archive/news/2008/10/20081009dde018040042000c.html
帯に「文学と実用書のハイブリッド本!」と銘打ち、新刊『女の絶望』(光文社)を送り出した。詩人兼身の上相談回答者の「しろみさん」が、持ちかけられた悩みを枕に一席ぶつ「語り物」。<あたくしくらいの年の女というのは、え、化粧すりゃ妖怪、しなけりゃばばあという、じつに、微妙なとこにおります>。嫉妬(しっと)、閉経、子ゆえの闇……。相談者らの絶望に寄り添って女の春秋を語る江戸弁は、歯切れよくも温かい。
- 作者: 伊藤比呂美
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/09/20
- メディア: 単行本
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