伊藤比呂美による熊本文学隊書評子・小野由起子さんの紹介

小野由起子さんはマンガを読みません。へーーと驚いたわたしに、「そのかわりに現代文学読んでるんです」と小野さんはいいました。
この同時代に、日々出版されている先端の文学たち。何を読んだらいいのか、どれがおもしろいのか、わからない。そういうとき、頼りになるのは、いつも小野さん。その推薦本はハズれたことがありません。小野さんの正体をあかせば、某K紙記者、文学隊の結成メンバーのひとりです。現代/同時代文学を、きちんと、おもしろがって読める読者を、熊本にもっともっと増やしたい。小野さんに、ご指南お願いしたいと思います。