助手による受講生のための予習メモ その4(6月)

突然ですが、みなさんにとって「夢」とはなんでしょうか。
あるいは、どのような状態を「夢」というでしょうか。
とっても漠然とした、わかりにくい質問ですが。


一葉が「十三夜」を発表してから「裏紫」を発表するまでの期間はわずか1年2ヶ月。
この二作に使われた「夢」の意味、まったく様子が違います。
一葉が「夢」を用いて言いたかったこととは何なのでしょう。



これはまだ講師の先生にも話してないのですが、
「裏紫」が未完のまま終わったことについて、ふと思ったことがあります。


そう考えると、一葉は意図的に「未完」にしたのではとさえ思えてきます。


…決して自信があるわけではないのですが。
当日、聞いてみたいと思います。


2011年度 橙大学 第一回 3日後です。


2011年度 橙大学
6月11日(土) 一葉のみた、「夢」
@橙書店