助手による受講生のための予習メモ その4(8月)


昨日、台湾から帰ってまいりました。


台北市内はかなり都会。
世界で2番目に高い、台北101周辺は、土地が1坪百万単位だとか。
所謂「成金」の街らしいです。


台北を離れると、すごいゴミゴミした街。
九份っていう、「千と千尋の神隠し」のモデルになったお茶屋さんがある、
観光地ではあるけれど、すごく寂れた街があります。


ガイドさんはそこのお土産屋さんの品物は安いけど1200%(間違いじゃないです1200です)偽者っていうからだれも買わないし、
食べ物を扱っててもお世辞にも清潔とはいえないような店構えだし
それはそれで趣があると捉えればいいんでしょうけど…
「この人たち、どうやって生活してるんだろう」って本気で思いました。


普通…なんですかね?
貧しいと思ってるかどうかはわからないけど、どう考えても儲かってない。
どんな気持ちで観光客を見て、どんな気持ちで毎日を過ごしているんでしょう。


別に搾取されてるわけじゃないと思うけれど、何となく重ねて見てしまいました。


生き方って正解はないんだろうけど。


2011年度 橙大学
第二回 社会化した<少女>のゆくえ
@橙書店