番頭の「橙書店で売っていた」(その3)

生きることを学ぶ、終に

生きることを学ぶ、終に

橙書店には、みすず書房の本がたくさんおいてあって、硬派な思想書もあります。
デリダなんて、10年以上読んでなかったような気がするのですが(読んでもわからないので)、橙書店に置いてあったから読んだデリダ本。
こういう本は、言ってることはよくわらないけど、わかりやすい、というけったいなジャンルの本です。特にこれはすらすら読めました。読み方の規則が感覚的にわかれば、それに従えばいいというところがある。それにしても自分に原書を読む能力があれば、もっと違う味わい方ができるのに。