行定スペシャル 感想〈3〉

熊本文学隊の皆様 そして 行定監督
5/22はありがとうございました。一映画好きとしてあの場にいましたがとても面白かったです。
こぼれ話を含めて興味深いお話の数々、公演後の数日はお話が頭の中をぐるぐると駆け巡っていました。

原作がある作品を映画化するにあたってどんな主人公の設定にするか、どんな所を描きたいか具体的にお話いただいて、とても興味深く聞く事が出来ました。
『GO』は映画を観て原作も読んだので、主人公のIQを低くするとか、とてもわかりやすかったです。
そして監督のお話を聞いてると、イメージがつかみやすくこれが映画を引っ張って行く人のお話なんだなと思いました。
20世紀少年』は観てないので、監督がお話された冒頭のレコード店でのイメージが頭の中にしっかり残ってます。
それから監督の幼かった在日の友達のお話も印象的でした。
いつの日か映画として観てみたいです。
橙書店が舞台になったお話も観てみたい。
「原作から読むか、映画から観るか」とよく友人と話すのですが最近の結論は「映画から」でした。
理由は原作を描ききれないからと考えたからです。
でも、監督のお話を聞いて結論を変えました。
今度は原作を読んで、それがどんな風に映画として描かれたかを楽しんで見つけてみたいです。

(M・K  42歳  店舗、住宅の内装)